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青森県の野菜の5選!!りんごとニンニクだけじゃない!番外編の珍しい野菜もご紹介。


本州最北端、北海道への玄関口でもある青森県は、りんごやニンニクといった農作物、そして太平洋や陸奥湾、日本海という3つの海に囲まれた海洋資源が豊富な「食」の県です。

青森県が野菜県である気候的な理由

青森県の地形は、様々な種類の農作物を生産するのに適しています。
太平洋と日本海、そして陸奥湾と3つの異なる海に囲まれており、地域によって気候が異なるのも特徴です。こうした気候を利用した特色ある農作物が生産されているのです。

例えば、生産量日本一のニンニクは太平洋側の十和田市を筆頭に、田子町など南部地方で多く生産されています。
これは、青森県の中でも比較的積雪量が少なく、温暖な太平洋側で栽培されることで、ニンニクそのものが大きく育つためです。

また、カシス(クロスグリ)も日本一の生産量を誇ります。
寒さに強く、暑さに弱い食材であるため、年間を通して気温が上がりにくい青森市などで多く栽培されています。

このように、農作物の生育環境にピッタリの気候が、青森県の農作物の生産を支えているのです。

青森県の野菜5選 その1:ニンニク


ニンニクは青森県十和田市が最大の生産量を誇ります。
全国シェアの68%は青森県のニンニクです。
有名な品種としては「ホワイト六辺」などがあります。

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ニンニクは捨てる部分がない食材です。
葉っぱの部分は「葉ニンニク」として薬味などにも使われますし、粒の大きさがふぞろいなものでも「黒ニンニク」や「乾燥ニンニク」としても重宝されます。

特に、豪雪地方では夏から秋に収穫したニンニクを長期保存し、冬の収入源としています。
単価が高く、ほかの人参やネギのように賞味期限が長いのもニンニクの特徴です。

青森県の野菜5選 その2:ごぼう


ごぼうの生産も日本一です。
アメリカ空軍基地がある三沢市が最大の生産量を誇ります。
三沢市は、東から吹く特有の「やませ」により、夏でも涼しい台地です。

ごぼうは冷涼な気候を好みます。
また、三沢市の土質は他の地域よりもやわらかく、深く伸びるごぼうを生育するのに最適な環境なのです。
近年では、ごぼうそのものだけではなく、ごぼうのお茶の開発などもあり、ヘルシー食材としても注目を集めています。

青森県の野菜5選 その3:ながいも


太平洋側の東北町、三沢市の生産量が多い「ながいも」は全国トップクラスです。
太さや白さ、粘り気の強さなど、最高品質のながいも。
ごぼうと同じように、気候が冷涼+土質がやわらかい地域である南部地方で多く生産されています。

青森のながいもは、柔らかい肉質とアクが少ないのが特徴です。
国内だけではなく、台湾やアメリカなど海外への輸出も行われています。
秋と春が収穫時期で、季節によって味の特徴が異なります。

秋は完熟したみずみずしさが際立ち、春は冬を越したことで甘さが引き立つのです。
旬は11月~12月、3月~4月ですが、ながいも専用の低温貯蔵庫があり、年間を通して安定出荷が可能なのも特徴です。

青森県の野菜5選 その4:だいこん


日本国内3位の出荷量を誇るのが青森だいこんです。
青森県の気候と地形を生かして、青森県内のほとんどの地域で栽培されています。
近年では九州まで出荷されることも多くなりました。

季節によって生産量が異なります。
春は南部地方の三沢市、夏は日本海側の平川市や黒石市、陸奥湾沿岸のむつ市や東通村、秋冬は青森県で最も温暖で積雪量もすくないおいらせ町が生産トップに移り替わります。
青森県特有の「気候」や「地形(地質)」にぴったりの農作物なのです。

青森県の野菜5選 その5:かぶ


かぶの出荷量も日本3位です。
特に有名なのが、サッカー日本代表柴崎岳選手の出身地でもある野辺地町の「葉つきこかぶ」です。

野辺地町は6月~8月の暑い時期でも、冷湿な偏東風である「やませ」の影響が強い地域。
一般的な作物には厳しい環境ではありますが、冷涼な気候はかぶの生育にピッタリなのです。

葉つきこかぶは、皮をむいてリンゴのようにかぶりつけます。
ジューシーで甘く、まさにフルーツ感覚で食べられるのが特徴です。

加工品として、とくに「漬物」にも利用されています。
野辺地町を陸奥湾で挟んだ対角線上にある、東津軽郡外ヶ浜町と蓬田村周辺では、赤かぶの生産が盛んです。
赤かぶの千枚漬けは、厳しい寒さをしのぐための保存食として各家庭で重宝されています。
道の駅や地元のスーパーでは、農家さんが作る漬物も人気です。

番外編:青森の珍しい食材!

生産量だけではなく、日本ではあまり見ることがない珍しい食材も豊富です。

アピオス


北米原産のマメ科の食材です。
インディアンのスタミナの源ともいわれているスーパーフードです。
無農薬でも飼育が可能で、土質がやわらかい南部地方で生産されています。

食用菊「阿房宮」


一般の食用菊と違い、シャキシャキとした食感がクセになる食材です。
干し菊として保存食にもなり、あざやかな色と香りが1年中楽しめるのも特徴です。

温泉もやし

うまさの秘密は日本人が大好きなあれ!? 幻の食材『大鰐温泉もやし』

テレビでも注目されているのが、温泉の熱を利用して栽培されている「温泉もやし」です。
津軽屈指の温泉地域でもある大鰐町で栽培されている希少価値の高い食材です。
和え物や炒め物など、様々な料理に使えます。

シャキシャキとした歯ごたえと力強い風味が特徴で、大鰐町の食堂や旅館の食事で味わえます。
シンプルなもやし炒め定食やもやし大盛ラーメンなど、全国の食通からも注目されている食材です。

青森県産の農作物は日本全国へ流通している!

青森県産の農作物は、高速道路などの整備が進んだこともあり、日本全国へ流通しています。
九州豪雨などの影響で野菜の価格が高騰した時には、青森県産の野菜が福岡市内のスーパーに多く並びました。

日本の食を支える青森県の食材。
あなどれません!