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逸品「食材」

福島県のブランド食材「佐助ナス」。溢れるジューシーな果肉の秘密とは

出典元:郡山ブランド野菜より

油いためや漬物、煮物、揚げびたし…

様々な調理方法で楽しむことができる「ナス」。

夏から秋にかけて、日本の食卓には欠かせない食材ではないでしょうか?

そんなナスの中でも今回は「佐助ナス」というナスに注目していきます。

どんなナスなのか、調理法や仕入れ先まで詳しくまとめていますので、是非最後までご覧ください。

佐助ナスとは

佐助ナスの佐助とは、福島弁の「さすけない」→「問題ない」という意味が込められています。

では、一体何が「問題ない」のでしょうか?

実はこの佐助なす、生で食べても「問題ない」ナスなのです。

福島県のブランド野菜にも認定され、今注目を集めているブランドナスです。

一般的なナスの旬は7月~9月頃と言われています。

一方佐助ナスも同様で、7月~10月下旬頃までが旬です。

一般的なナスはハウス栽培もされているため、一年中購入することができるようになりましたが、佐助ナスは夏から秋にかけて限定で食べることができるナスです。

旬を逃がさず食べたい食材ですね。

ナスの栄養と効能

一般的なナスは90%以上が水分です。

夏の熱い時期に収穫され、火照った体を冷やすことができる食材として昔から食べられていました。

また、他の野菜に比べて多く含まれている栄養素は特にありませんが、カリウムはトマトやきゅうりと同程度含まれています。

カリウムは体内の水分量をコントロールする役割をもつ栄養素です。

夏の暑い時期は、熱中症予防のために塩分摂取がとても重要ですが、摂りすぎも体にはよくありません。カリウムは摂りすぎた塩分を外に排出する役割も担っています。

そして佐助ナスは一般的なナスに比べてビタミンCが多く含まれていることが特徴です。

ビタミンCは水に溶ける性質があり、佐助ナスの水分量が他のナスに比べて多いことが含有量の多さにつながっていると考えられています。

ビタミンCは、体の酸化を防ぐ抗酸化力があり、風邪予防やアンチエイジングの効果が注目されています。

佐助ナスをうまく調理するために

出典元:郡山ブランド野菜より

佐助ナスの特徴は、なんといっても「生で食べられる」ということです。

灰汁が少なく、加熱するととろけてしまうほど水分含有量が多いので、サラダや刺身、漬物で食べるととても美味しいナスです。

また、他のナスに比べて多く含まれているビタミンCを加熱せずに食べることができるので、とても効率よくビタミンCを摂取することができます。


佐助ナスを使ったレシピ/商品

佐助ナスの生サラダ ~黒酢ドレッシングがけ~

出典元:レシピブログより

生で食べられる佐助ナスの魅力を存分に楽しめるレシピです。

ナスを切り、洗ったベビーリーフと一緒に盛り付けて完成です。

黒酢ドレッシングと白髪ねぎとの相性もよく、日本酒や焼酎など、お酒のお供にもピッタリのメニューです。

万吉ドンと佐助ナスのトマみそラタトゥイユ

出典元:JAグループHPより

郡山ブランド野菜である、万吉ドン(たまねぎ)と佐助ナスを使ったレシピです。

きゅうりやトマトなど、夏野菜をたっぷり食べられるレシピにもなっており、味噌との相性も抜群です。

ちなみにトマトに含まれるリコピンにも抗酸化作用がありますが、加熱することでさらにそのパワーはアップします。

佐助ナスの漬物

みずみずしい特徴を生かして、漬物にするのもおすすめです。

NHKのHPでは簡単で、ポリポリと食感が残る付け方を紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。

佐助ナスの仕入れ元

鈴木農場・伊藤種苗店

年間約300種類の野菜を栽培し、経営する野菜直売所で販売をしています。メールやFAXからも注文することができ配送も可能です。福島県産の旬野菜を農家直送で購入することができます。

愛情館

JAが運営する直売所です。福島の大地が育てた、安全で安心な農作物や畜産物を販売しています。農家から直接仕入れるため、比較的安価で購入することができます。県外発送をする際は、一度問い合わせが必要です。

がんばっぺ村 さんはる

インターネット通販でも佐助ナスを購入することができます。佐助ナスのほか、福島で獲れた自慢の野菜を数多く取り扱っています。佐助ナスの販売は期間限定のため、購入可能時期を確認しておく必要があります。

結びに

生で食べるのがおすすめな佐助ナス。

一度食べるとその瑞々しさに驚くことでしょう。サラダはもちろん、火を通すとさらに柔らかく、ほのかな甘みを感じることができます。

ブランド野菜の中でも全国的にはまだまだ知られていない食材のため、うまく生かしたレシピを開発できるとおもしろいですね。

ぜひ自店舗でも佐助ナスを使った料理で、ナスの魅力をさらに伝えてみてはいかがでしょうか?

その他のブランド食材については当メディア・逸品グルメの以下の記事もご覧ください。

参考にしたサイト様

まざっせプラザ

郡山ブランド野菜

JAグループ


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