調理方法
【枝幸のホタテ】肉厚の貝柱と甘味が魅力。調理法と下処理で変わる味わい。
刺身でもよし、焼いてもよし、揚げてもよし!ホタテは調理法によって様々な食感と味わいを感じることができる食材です。
そんなホタテの中でも、非常に肉厚で甘味が強いのが特徴の「枝幸ホタテ」。
その美味しさを最大限に楽しむことができるおすすめの食べ方をご紹介いたします。
目次
枝幸のホタテの魅力や特徴はこちら
逸品食材『枝幸のホタテ』とは!?旬の時期や特徴、美味しさの理由を徹底追求
枝幸のホタテの下処理
食材を選ぶ目を持つことは、美味しい料理を作る上で非常に重要なスキルです。
まずは、美味しい枝幸ホタテの見分け方と、ホタテの下処理方法をご紹介していきます。
新鮮なホタテの見分け方
新鮮でおいしいホタテを選ぶためのポイントは2つです。
①まずは殻をチェック
殻が欠けていたり、形がいびつなものは避け、殻がきれいで艶のあるものを選びましょう。
②口部分をチェック
口が大きく開いていたり、固く閉じているものは鮮度が落ちたものか死んでしまったものである可能性が高いです。ほんの少し口が開き、手で触れてみると素早く口を閉じるものが鮮度が良くおいしいホタテです。
活ホタテのさばき方
コツさえ掴めば簡単にさばくことができるホタテ。
早速その方法を見ていきましょう。
①殻付きのホタテの向きを確認する。
ホタテには平坦な方と少しふくらみのある方とがあります。
ホタテをさばく時は、まず「平坦な方を上」にして手のひらに置きます。
この時、殻の先でけがをする恐れがあるため、軍手などを用意するとより安全にさばくことができます。
②ホタテの貝柱と殻を切り離す
ヘラをホタテの口に差し込み、貝殻の天井に沿うように滑らせていきます。
こうすることで殻と貝柱を切り離すことができます。
ヘラがない場合は、キッチンばさみやバターナイフでも代用できます。
③ホタテのウロを取り出す。
ウロと呼ばれる部分は食べることができません。
ウロは少し黒っぽい色をしています。
ヘラや指で丁寧にはがし取り出しましょう。
④ホタテのエラを取り出す。
ウロと同様食べられません。
貝柱近くにあるエラを指で丁寧にはがします。
エラはホタテ下部にもあります。よく見てすべて取り出すようにしましょう。
⑤ホタテの生殖器、ひもを取り出す。
貝柱以外にも美味しく食べられる部分があります。
部分ごとに丁寧に取り出しましょう。
⑥貝柱を取り外す。
最後に残った貝柱をヘラを使って取り出します。
ホタテは貝柱の状態で手に入れることもできますが、より新鮮なものを求めるときは殻付きのものを選ぶことをオススメします!
枝幸のホタテの主な食べ方やおすすめの食べ方
肉厚で甘味の強いのが特徴の枝幸のホタテ。その美味しさの秘密は、ホタテが育つ環境にあります。
雄大な自然が広がる北海道。中でも枝幸ホタテのふるさとである枝幸町は山と海に囲まれた町です。
ここにはホタテのエサとなるプランクトンがとても豊富!
ホタテはたくさんのエサを食べることができるため、ぐんぐん成長していきます。
枝幸ホタテについてもっと知りたい方はぜひこちらもご覧ください。
刺身
枝幸ホタテを食べるなら、まずは刺身がオススメです。強い甘味とねっとりとした口当たりはまさに絶品!
枝幸ホタテの特徴の一つである肉厚な貝柱は、少しシャキシャキした食感も感じられます。
まずは何も付けずにそのままで素材本来の味を楽しんでみてください。
寿司
枝幸ホタテの「甘味」を存分に楽しめるのが寿司。新鮮なホタテでしか味わうことのできない調理法です。
夏の時期はホタテの貝柱が大きく育つ時期です。
このころのホタテは寿司にもぴったり。
食欲が落ちてしまう夏の時期も食べやすい一品です。加熱せずに食べるので、しっかりと衛生管理をした上で調理しましょう。
丼
温かいご飯に新鮮なホタテをたっぷり乗せた丼。
焼きのりやショウガ、ネギなどの薬味を合わせると、食欲がないときや夏場にも食べやすくなります。
また、温かい出汁をかけると旨味の相乗効果でさらに食べやすく、美味しくなります。
ザンギ
ザンギとは唐揚げのこと。しっかりとした味付けはご飯のお供にも、お酒の肴にもピッタリです。
外はカリッと、中は半分生のホタテのザンギは、生のホタテのトロッとした食感と加熱したホタテのプリっとした食感の二つを同時に楽しめる調理法です。
枝幸のホタテの保存方法
ホタテを美味しく食べるためには、1~2日で食べきることが理想的です。
時間が経つと臭みが出たりして美味しさが損なわれてしまいます。
2日程度で食べきる場合は、冷蔵保存をしましょう。
一つ一つラップにくるむと鮮度を持つことができます。
空気に触れると傷みやすくなるので、密閉容器などにいれて保存するとさらに良いでしょう。
また、食べきれないときは冷凍するのがオススメです。生のままでも冷凍することができます。
冷蔵の時と同様、一つ一つラップに包んで冷凍します。冷凍焼けを防ぐために、密閉容器に入れることも忘れずに。
1~2か月で食べきるようにしましょう。
結びに
いかがでしたか?一つの食材でたくさんの料理を楽しむことができます。生で食べた時と加熱して食べた時では、同じ食材とは思えないほど違いがありますね。
また、ホタテは夏と冬で特徴が違います。季節による味の違いも楽しむことができますね。
様々な料理でホタテの魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した、枝幸のホタテを楽しめるお店は『ホタテん家』。
是非レシピの参考などに足を運んでみてくださいね。