逸品「食材」
YAMAYOSHIが贈る「こだわりの大分産干しシイタケ」の魅力!ただ食べるだけじゃもったいない!
温泉地大分県別府市。JR別府駅西口から青山通りを徒歩7分。しいたけ柄の看板がユニークな椎茸直売所「やまよし椎茸」がのれんを掲げています。大分県は乾しいたけの生産量が全国TOPであり、日本で流通しているおよそ半分を大分県が占めています。
乾しいたけとは、生のしいたけを乾燥させた食品のことです。しいたけは生で食べるよりも、乾燥させた方が「旨味」と「香り成分」が科学的に増す特殊な食材です。今回の逸品グルメコラムでは、大分県産干ししいたけにこだわる「やまよし」さんと、大分県産干ししいたけの魅力をご紹介します!
目次
YAMAYOSHIがこだわる「大分産干ししいたけ」の魅力
椎茸直売所「YAMAYOSHI」がこだわるのは、地元大分産の干ししいたけです。大分産の干ししいたけはただ単に出荷量が多いだけではありません。その味や香りが他県のモノとは比べものにならないほど優れているのです。
大分県のしいたけが「量」と「質」に優れている理由は、しいたけ栽培で使われる「原木(げんぼく)」が豊富なことと、原木の中でも良質な「クヌギの木」が多く群生していることです。
しいたけの栽培方法は大きく分けて「菌床栽培」と「原木栽培」の2種類があります。現在日本で食べられている生しいたけのほとんどは「菌床栽培」で栽培されています。大量栽培が可能で、屋内でも栽培できるため、自然環境に左右されずに安定した量を出荷できるのです。
対して原木栽培では、しいたけの苗床となる「原木」によって味や香りが変わります。極端な話、桜の木でもしいたけの栽培は可能です。しかし味や香りなど、全体的に品質の高いしいたけには「クヌギ」が最適なのです。
大分県はクヌギ林が多く、大分県玖珠郡九重町では「町の木」でもあります。クヌギは昔から農村に住む人たちに利用されてきました。硬い材質が特徴で、建材や器具材、船などにも使われたほか、落ち葉は腐葉土として農業に活用されてきました。クヌギの実であるドングリは縄文時代から貴重な食糧源にもなっていたという研究結果もあります。
YAMAYOSHIこだわりの大分県産しいたけは、自然の恵みから生まれた特産物なのです!
生しいたけよりも栄養価が高い?干ししいたけの栄養素
しいたけの栄養価は生と乾燥で大きく異なります。しいたけは特殊な食材といわれているゆえんが、生と乾燥で栄養価の量が大きく違うことです。それぞれの栄養価の量を比べてみましょう。
<100g当たりの栄養価>
栄養素 |
生しいたけ |
乾燥しいたけ |
食物繊維 |
5.5グラム |
41.0グラム |
カリウム |
270ミリグラム |
2,100ミリグラム |
ビタミンD |
0.4マイクログラム |
12.7マイクログラム |
葉酸 |
75マイクログラム |
240マイクログラム |
※マイクログラムは1,000マイクログラムで1ミリグラム
栄養価にもよりますが、生しいたけに比べて乾燥しいたけの栄養素の量はおよそ「3倍~30倍」になっていることがわかります。面倒な作業が一切必要なく、ただ乾燥させるだけでここまで栄養素に違いが出るのです。
干ししいたけは高級食材?歴史薫るしいたけの歴史
しいたけは古くから日本で自生してきたキノコです。原産は東南アジアという説があります。古代中国では生薬としても使われていた貴重なキノコでした。日本のしいたけは古代中国へ輸出されていました。仏教曹洞宗の開祖である道元氏が記した文献によると、日本のしいたけは「倭椹(わじん)」という名前で中国王朝や権力者への貢物として使われていたそうです。
日本でも中国同様、権力者への貢物や献上料理としても使われていました。有名な歴史上の人物としては、豊臣秀吉や前田利家。徳川家康をはじめとした徳川家御用達の食材でもあったそうです。一般市民が気軽に干ししいたけを食べられるようになったのは、1905年でした。当時は静岡県が日本一の産出地で、大分県は2位、次いで宮崎県が3位でした。
100年以上前から大分県のしいたけ栽培が盛んだったことがわかります。YAMAYOSHIはもともとしいたけを集荷して入札販売を行なう「やまよし椎茸市場」を1966年に起こしたのが商売の始まりです。
現在、椎茸市場は稼働していませんが、昔のように生産者さんたちから仕入れたしいたけの直売を行なっています。直売だけではなく、いろいろと加工食品としても展開しています。
しいたけ業界で50年以上最前線を走ってきた「YAMAYOSHI」さん。現在では店頭販売だけではなく、インターネットによる通信販売も行なっています。
YAMAYOSHIの干ししいたけ商品はバリエーション豊か!これもしいたけ?あれもしいたけ!
YAMAYOSHIの干ししいたけは、量り売りや贈答品としても販売されていますが、注目していただきたいのがユニークな「加工品」の数々です。しいたけを使った「旨塩」やしいたけエキスたっぷりの「椎茸茶」や「しいたけパウダー」に、しいたけと玉ねぎを使ったヘルシーな「しいたけと玉ねぎのドレッシング」など、いろいろな加工品を販売しています。
香り高い大分産のしいたけを日常のスパイスとして利用する。生産量日本一の大分県だからこそできる商品展開なのです!
干ししいたけの美味しくヘルシーな戻し方大公開!
干ししいたけはカップラーメンのようにお湯に漬けておけば良いというものではありません。しいたけに含まれる栄養素のほとんどは熱に弱いものばかりです。沸騰したお湯にドボンと入れてしまうと、せっかくの栄養素が逃げてしまいます。
- まずは軽く流水で汚れを落とします。
- ボウルなどにしいたけの傘を上向きにして、しいたけのかさがひたるくらいまで冷水を入れます。
- 戻し時間はしいたけの肉厚さで調整します。薄いもので約4時間~5時間、厚いもので12時間~24時間程度、冷蔵庫に入れてひたしてください。
※ポイント※
干ししいたけを戻す際に入れた水には、しいたけのエキスが溶け込んでいます。捨てずに味噌汁や炒め物、煮物などの「出汁」として美味しく頂きましょう。
戻した干ししいたけは煮物や炒め物など、どんな料理にも使えます。栄養素を逃さないように上手に戻して活用してくださいね。
「逸品」大分県産干ししいたけはYAMAYOSHIで!
大分県産干ししいたけにこだわるYAMAYOSHIさんと、大分県産しいたけの魅力をご紹介してきました。逸品グルメでは、YAMAYOSHIさんの商品取り扱いを行なっています。歴史薫る大分の干ししいたけ。
健康食品としても、普段使いのお料理にも活用できる万能「逸品」食材。それがYAMAYOSHIのこだわり大分産干ししいたけなのです!そんなYAMAYOSHIさんを逸品グルメでは応援しています!