トウモロコシの黄色と白色の粒、どっちが甘い? メロン以上の甘さ!「甘々娘(かんかんむすめ)」

 米、小麦と並んで世界三代穀物のトウモロコシ。そのまま食べるだけでなく、油や家畜の飼料、燃料にしたりと、様々な用途に使われています。
 私達の食べている食用の品種は甘味種(スイートコーン種)というもので、その他にポップコーン用として使用される爆裂種(本当の話!)や、家畜の飼料用に馬歯種など、数種類の品種があります。

 甘味種(スイートコーン種)は、色の違いによって3種類に分けられます。
①黄色い粒のトウモロコシ「黄色粒種」
②白色い粒のトウモロコシ「白色粒種」
③黄色と白色の粒が混合している「バイカラー種」

 普段私たちがよく見かけるのは、「黄色粒種」と「バイカラー種」かと思います。
 「白色粒種」は、全ての粒が白色でなかなか、珍しく見たことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 先日、トウモロコシを食べていて思ったのです。あれっ?でも、黄色い粒と白い粒、どっちが甘いんだろう?と。ふと、気になって調べてみると、甘い甘くないだけの問題ではなく、黄色と白色の粒にはある法則があったのです。

黄色と白色、どっちが甘い?

 白いトウモロコシは栽培が難しく、とても希少価値の高いトウモロコシです。入荷する頻度も少なく、なかなか見かけることもないですよね。
 珍しいだけあって、一般的に白いトウモロコシの特徴は、何と言ってもその甘さです。
 糖度15度以上とも言われる強い甘さの中にも、トウモロコシの味をしっかり感じられ、しかも生で食べられるほど粒皮は柔らかく、みずみずしいと言われています。
 代表的なものに北海道の「ピュアホワイト」という品種が有名です。
 
と、いうことで、トウモロコシの粒は、黄色い粒よりも白い粒の方が甘いということがわかりました。

黄色い粒と白い粒の個数の法則

 黄色と白色の粒が混ざっているトウモロコシは、必ず白い粒が少なくなります。
 また、その黄色い粒と白い粒の個数には法則があります。
 それは、黄色い粒と白い粒の個数の比が必ず 3:1 の比になります。
 もし、一つのトウモロコシに黄色い粒が300粒あったら、白い粒は100個あるということです。
 覚えていますか?中学理科で習った、メンデルの法則です!

 人間の目の二重が優性形質、一重が劣性形質と同じように、トウモロコシの場合は黄色い粒が優性形質、白い粒が劣勢形質となるのです。
 このことからも、白い粒は珍しく、すべて白い粒のトウモロコシにするには、黄色い粒をつけるトウモロコシの花粉が絶対に届かないように隔離しないと、うまく育ちません。
 そのため、栽培も難しく、収穫される量も少なくなるので、希少価値が高くなるのです。

 もし、トウモロコシを食べる機会があったら数えて見てください。ちゃんと3:1になりますよ。

 そして、もう一つ、トウモロコシには不思議な法則があります。

 とうもろこしの粒は、雌穂と呼ばれる部分が成長したもので、この雌穂は成長過程でどんどん2つに分裂していきます。
 1個が2個に…2個が4個に…といった感じです。
 と、いうことは…トウモロコシの全体の粒の総数は、必ず偶数になります!

 もし、トウモロコシを食べる機会があったら数えて見てください。ちゃんと、トウモロコシの粒の総数は偶数になりますよ。

 夏休みの自由研究にいかがですか?

メロン以上に甘いトウモロコシ!鈴木農園「甘々娘(かんかん娘))

 今回、ご紹介するトウモロコシは白いトウモロコシではないのに、メロン以上に甘く、粒の皮が薄くてみずみずしく、生で食べられるトウモロコシの「甘々娘(かんかんむすめ)です。
 この「甘々娘」はバイカラー種なので黄:白=3:1のトウモロコシです。
 その甘さから、直売所では朝6時の販売前に行列ができるほどです。
 こちらの「甘々娘」もぜひチェックして見てください。

甘さが段違いのトウモロコシ! 「甘々娘(かんかん娘)」「森の甘太郎(かんたろう)」