【天然のインスリン】血糖値と糖尿病に注目の食材『菊芋』

【天然のインスリン】血糖値と糖尿病に注目の食材『菊芋』

今、最も注目度の高い健康食材といえば『菊芋』(キクイモ)ではないでしょうか。
テレビや雑誌での特集や、レシピ本なども出版され、その成分と身体への効果の優秀さから医療界からも注目を集めています。スーパーや八百屋では、なかなか販売されていないため、知名度も低く、馴染みのない『菊芋』ですが、これから大注目の野菜です。
“血糖値を下げる効果”があるとして、全国で人気を集めている『菊芋』とは、一体どのような食材なのでしょうか。

『菊芋』とは…どんな食材?

『菊芋』は名前に“イモ”とついているので、イモの一種なのかと思いきや、キク科のヒマワリ族の多年草の植物でゴボウと同じ仲間なのです。8月中旬〜9月中旬に、菊の花に似た、黄色い花を咲かせ、花が枯れると地中に、ゴツゴツした生姜のような根を作ります。この肥大した根の部分が、一般に『菊芋』として食用とされています。
北アメリカが原産とされ、日本には江戸の末期に家畜の飼料として入ってきたので“豚イモ”と呼ばれていたそうです。

『菊芋』は畑に作付すると、1年間でその土地の栄養素を、根こそぎ吸収してしまうほど、非常に繁殖力が強いため、栽培することが難しく、なかなか全国的に普及しませんでした。しかし逆に、『菊芋』はそれほど栄養を豊富に含んでいるということです。
現在では、栽培地域も広がり、長野や埼玉、群馬、岐阜、熊本、徳島などの一部では、『菊芋』を日常で食べているほどになっているようです。

『菊芋』の健康効果

イヌリンの凄さ

『菊芋』は、栄養が豊富に含まれています。
イヌリン
・ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE
・カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、亜鉛、鉄、銅、ナトリウム
・葉酸
・セレン
などの成分を含んでいますが、その中でも特に多く含まれているのが“イヌリン”で、『菊芋』の成分の約6割を占めています。他の野菜と比べても、『菊芋』のイヌリンの含有率は抜群に多いです。『菊芋』はイモ類とは異なり、デンプンはほとんど含まれておらず、天然のインスリンとも呼ばれている“イヌリン”が主成分です。イヌリンは栄養学上、水溶性食物繊維の一種として扱われています。
『菊芋』が注目されているのは、この“イヌリン”という成分が理由です。様々な効能があり、健康野菜とも呼ばれています。
それではどのような効果があるのかをご紹介します。

血糖値の上昇を抑える。

血糖値を下げるはたらきをする、唯一のホルモンがインスリンです。インスリンが体内で分泌されると、血中のブドウ糖が減少し血糖値が下がります。このインスリンと同じはたらきをするのが『菊芋』のイヌリンです。
『菊芋』に含まれるイヌリンは腸内をキレイにして、食後の血糖値の上昇を防ぎます。
継続的な摂取によってインスリンのはたらきが向上し、細胞にブドウ糖が吸収されやすくなり、急な血糖値の上昇がしだいに改善され、糖尿病予防や改善が期待できます。

腸内環境を整えて、免疫力を上げる

イヌリンは、腸内のビフィズス菌などの善玉菌の餌になります。そうすると、善玉菌は活発に活動し始め、数も次第に増えていきます。その結果、悪玉菌が減少し、腸内環境が整っていきます。善玉菌が増えると、様々な健康効果が期待できます。

①便秘解消
便秘は体にとって、悪影響を及ぼします。腸内にとどまった便は腐敗すると、有毒物質を作ります。この有毒物質が血液に溶け込むと、身体中に周ってしまうので、様々な箇所に悪影響を及ぼします。イヌリンによって、腸が活発になり便秘が解消されます。腸内環境を整えることは、健康管理の中でも重要な箇所の一つなのです。

②血液サラサラに
善玉菌はコレステロールを分解するはたきがあります。これにより、摂取した脂肪が吸収されにくくなり、太りにくい体質になります。また、悪玉コレステロールが減ると、血液がサラサラになり、免疫力も高まります。血液がサラサラになると、動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞・高血圧・大動脈瘤・腎硬化症など、たくさんの病気の予防に繋がります。腸内環境を整えるってすごいですね。

③アンチエイジング・肌の老化防止・体臭の抑制
年齢とともに人間は体内の悪玉菌がどんどん増えていきます。この悪玉菌が増えていくと、次第に肌の潤いがになくなり、しわやたるみなど、肌の老化が進んでしまいます。赤ちゃんや、小さな子供の肌がもちもちしているのは、悪玉菌が少なく善玉菌が多いからです。加齢臭など、体臭も悪玉菌が原因です。ですから善玉菌を増やすと体臭の抑制にも繋がります。
善玉菌の餌となるイヌリンて、本当にすごいですね。

④中性脂肪を下げる
イヌリンは食事で摂取した脂肪や糖質を、まとめて一緒に体外で出すはたらきがあります。そのため、イヌリンを継続して摂取することにより、脂肪や資質が蓄積されにくい体質となり、中性脂肪が下がると期待されています。

その他の、健康効果

・カリウム
高血圧の抑制、むくみ改善
・ビタミンB1
疲労回復、認知症の予防・軽減、糖と一緒に摂取すると記憶力がアップ
・ビタミンB2
細胞の再生、皮膚・粘膜・髪の毛・爪の再生や老化防止、動脈硬化の予防、心筋梗塞の予防
・ビタミンB6
神経伝達物質の合成、皮膚・粘膜・髪に潤いとツヤを保つ、脂肪肝の予防、動脈硬化の予防
・ビタミンC
皮膚、粘膜、血管の老化防止、免疫力向上、シミソバカスの抑制、コレステロールや中性脂肪の蓄積を抑制
・ビタミンE
血行促進、がん・動脈硬化・脳卒中・高血圧予防、老化予防、
・カルシウム
歯や骨の生成と健康維持、
・ナイアシン
摂取した脂質・糖質をエネルギーに変える、結構促進、シミ・ソバカスの予防、二日酔いの予防
・葉酸
DNA生成、赤血球の生成
・亜鉛
細胞の生成、たんぱく質の合成、がん・動脈硬化予防、免疫力向上
・リン
血液濃度の維持、心臓・肝臓の活動向上、骨や歯の形成

『菊芋』が健康食材と言われる理由がこれらです。驚くほど健康に良い効果がたくさん見られます。

ぜひ、皆さんも『菊芋』に注目して、生活に取り入れて見てください。

『菊芋』の食べ方

生でも食べられる『菊芋』。だけど、やはりどうやって食べたらいいか、よくわからないですよね。『菊芋』に含まれるイヌリンは熱を加えてもほぼ失わないので、煮ても、焼いても、蒸しても、茹でても、もちろん生でも食べられます。マヨネーズとの相性も良いですし、肉じゃがやシチュー、天ぷらやキンピラでも美味しく食べられます。菊芋チップスを作られる方もいらっしゃるそうです!ただし、酢を加えて加熱すると、イヌリンが損なわれてしまうと言われているので、気をつけてください。

すごい効果の『菊芋』だけど、どこで買えばいいのか…

『菊芋』はなかなか流通しておらず、手に入りづらいため、直接農家から取り寄せたり、加工品を通信販売で購入すること多いそうです。

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