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とろけるように甘くてジューシー!大玉で食べ応え満点の『奥あかつき』

福島県は桃の生産量全国2位!

夏を代表するフルーツといえば「桃」。 とろけるような甘さとジューシーな果肉は、“夏の果物の女王”と言っても過言ではありません。 福島県では、7月ごろから早生種の桃の収穫が始まり、7月下旬にそのピークを迎えます。 福島県の桃の生産量は、山梨県に次いで第2位。特に寒暖差の激しい気候の中通り地方で生産が盛んです。 中でも、福島県北部の伊達市や桑折町では特に桃の生産が盛んで、伊達市内の梁川・伊達・保原それぞれの選果場では採れたての新鮮な桃が手ごろな価格で買えることから、旬の時期になると毎年多くの人で賑わいます。 選果場を訪れたらぜひ“硬い桃”を食べてみてください。 桃というと、とろりとした柔らかい果肉を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、もぎたての新鮮な桃は硬いのです。 パリパリ・シャクシャクとした歯触りは、新鮮な桃が食べられる産地ならではもちろん味は完熟した桃と変わりません

主力品種は「あかつき」

『桃』と一口に言っても”川中島白桃”や”黄桃”など様々な種類があります。 福島県で主に栽培されている品種は『あかつき』という品種です。 名前の由来は、福島市に古くから伝わる”信夫三山あかつき参り”から。 白鳳と白桃を掛け合わせて生まれた品種で、1玉平均250g〜300gと大きく、甘みが強いのが特徴です。 通常、桃を栽培する際は害虫などから桃の実を守るため袋をかけて育てます。 しかし、福島県の『あかつき』は袋をかけずに日光をたっぷり当てて育てるので、とても甘くジューシーです。 加えて、選果場によっては光センサーを導入して糖度や色づきをチェックしているので、どれを食べても確かな美味しさを感じることができます。 『あかつき』の旬は例年7月下旬から10日ほど。 比較的日持ちがする桃ではありますが、なるべく新鮮なうちに召し上がってください。 なお、福島県の『あかつき』は、平成6年から献上桃として皇室にも献上されています。

桃が好きなら食べてほしい『奥あかつき』

福島県を代表する美味しい桃『あかつき』ですが、その上を行く美味しい桃があるのをご存じでしょうか。 その名も『奥あかつき』『奥あかつき』は、『あかつき』の選抜品種で、より大きく食べ応えがあることから桃好きの人の間で隠れた人気になっています。 もちろん甘くジューシーで、味わいは通常の『あかつき』と変わりません。 旬は8月中旬から10日ほどですが、生産量が極めて少ないのでスーパーなどで購入するのは難しいのがネックです。 『奥あかつき』の購入できる”佐藤果樹園”を下でご紹介します。

福島県を代表する果物の品種

福島県は、中通りだけでなく県内全域で果物の栽培が盛んです。 特に福島市にある”フルーツライン”では、季節の果物狩りが楽しめるので足を運んでみてはいかがでしょうか。 最後に、『あかつき』以外の福島県を代表する果物の品種をご紹介します。 ・あづましずく……甘味が強い大粒の黒ぶどうです。種なしで、皮離れがしやすいため食べやすい品種と言えます。 ・ふくしずく……緑色の種なしぶどうです。やや酸味が強く、完熟すると濃厚な味わいが楽しめます。 ・ほおずり……爽やかな甘酸っぱさが特徴のリンゴです。紅玉より大玉で、そのまま食べるのはもちろん、加工しても美味しく食べられま。 ・涼豊……甘味が強くジューシーな梨です。貯蔵性に優れているので、長期間に渡って保存できます。 ご紹介した品種以外にも、様々な果物が栽培されているので、ぜひこの機会に福島の美味しい果物を召し上がってみてください。

『奥あかつき』を購入できる佐藤果樹園

桃・洋梨・りんごの産直販売 福島県伊達市「佐藤果樹園」

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