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『アスパラガス』おいしいのはメス!えっ、その見分け方は?

『アスパラガス』おいしいのはメス!えっ、その見分け方は?  実は、『アスパラガス』は暑い夏を乗り切るためにはもってこいの野菜なんです。  『アスパラガス』に含まれる、アスパラギン酸疲労回復効果や、不眠に作用し眠りやすくなる効果イライラを解消させる効果があります。アスパラギン酸は必須アミノ酸と呼ばれ人間の体の中で合成することができず、食べ物から摂取する必要のある栄養素です。よく、栄養ドリンクにも入っているやつです。夏バテや、暑くて寝苦しい夜には『アスパラガス』が効果的です。また、高血圧や動脈硬化の予防にも効き目があるようです。  そんな『アスパラガス』には『グリーンアスパラガス』『ホワイトアスパラガス』があり、その違いは結構有名ですが、まず、その違いから…

『グリーンアスパラガス』と『ホワイトアスパラガス』の違いは?

『グリーンアスパラガス』と『ホワイトアスパラガス』の違いは? 『アスパラガス』はユリ科の植物で、地上に伸びる新芽の茎が食用となります。種を植えて2〜3年経たないと収穫できるまでに育たないのですが、収穫できるようになると、その後10年は同じ株で次々と芽が出てきます。  成長すると、1日に5cm伸びるほど成長が早いときもあり、成長して葉が生い茂ると雉(キジ)が隠れるほど大きくなるということから“オランダキジカクシ”という別名があります。また、江戸時代には食用ではなく観賞用として育てられていたそうです。  さて、『グリーンアスパラガス』と『ホワイトアスパラガス』の違いは育て方の違いにあります。『アスパラガス』は地上から出てきた茎と芽の部分を食用とします。『アスパラガス』が土から地上に芽を出すとき、その芽に日光を当てないように上から土をかぶせ育てると『ホワイトアスパラガス』が誕生します。日光が当たらないので、黄白色になり、日光を当てると緑色に成長します。  『ホワイトアスパラガス』は生のままだと腐りやすいので、瓶や缶詰に加工されることがほとんどです。

アスパラの“グリーン”と“ホワイト”の栄養素の違い

アスパラの“グリーン”と“ホワイト”の栄養素の違い 日光に当たっているかどうかは栄養素に違いが出てきます。やはり、日光に当たっている『グリーンアスアスパラガス』の方が、圧倒的に栄養価が高くなります。  栄養素を比べると、ビタミンC、葉酸、カリウム、ビタミン、カロテンなどが多く含まれます。一方、『ホワイトアスパラガス』はこれらの栄養素はほぼ含まれていませんが、疲労回復効果の“アスパラギン酸”は含まれています。疲れたときには、『アスパラガス』がやはり良いですね。

『アスパラガス』にはオスとメスがある!

 オスとメスの見分け方は、穂先がキュっと締まっていて、比較的太いものが“メス”、穂先がバラバラで広がっていて、比較的細身のものが“オス”です。 『アスパラガス』にはオスとメスがある! この写真だと、左がオス、右がメスです。 メスはオスよりも、芽を出す数が少ないため、一本あたりに栄養素が多くいきわたり、旨味や甘みが凝縮され、栄養価も高く、美味しいと言われています。ぜひ『アスパラガス』を購入の際は、“メス”を探してみてはいかがでしょうか。

『アスパラガス』の保存方法

 野菜は、基本的に畑にいるときの状態で保存すると、美味しく長持ちします。『アスパラガス』は長いため、冷蔵庫で横にして保存してしまいがちですが、そうすると栄養が逃げてしまいます。『アスパラガス』は収穫されても、成長し続けようとするため、横にしてしまうと穂先の芽が上に伸びようとして、持ち上がり広がってしまいます。やはり、そのためのエネルギーも消費されてしまうため、栄養価が下がってしまうのです。できるだけ立てて保存しましょう。 暑い毎日が続いていますが、今が旬の夏野菜『アスパラガス』で疲労回復してみてはいかがでしょうか。

旬の夏野菜を食べよう!


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