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能登産の『岩牡蠣』は夏が旬なんです!!(石川県)

能登産の『岩牡蠣』は夏が旬なんです!!(石川県)  『牡蠣(カキ)』といえば、冬が旬という印象が強いですが、実は夏にも旬をむかえる『牡蠣』もあります。それは『岩牡蠣(イワガキ)』です。冬に旬をむかえるのが『真牡蠣(マガキ)』という種類の『牡蠣』で、この2つを比べると、旬の違い以外にも、育成期間や産卵の時期、味、大きさなど全てにおいて大きな違いがあります。  夏に旬を迎える『岩牡蠣』は、意外にも『真牡蠣』より大きく、プリップリで味も濃厚!!キンキンに冷やした生牡蠣は、夏に食べると最高なんです。

『岩牡蠣』と『真牡蠣』の違い

『岩牡蠣』と『真牡蠣』の違い (左:岩牡蠣  右:真牡蠣)

その1 大きさの違い

 一番の違いは、見た目の大きさにあります。『岩牡蠣』は『真牡蠣』よりも、厚くて大きな殻に包まれています。

その2 育つ環境の違い

 大きさの違いは、これらが育つ環境の違いが影響しています。『牡蠣』の産地を大まかに分けると、『岩牡蠣』は日本海側に多く、『真牡蠣』は太平洋側で多く養殖されます。『真牡蠣』が育つのは、浅瀬や沿岸部に作られるのに対して、『岩牡蠣』が育つのは水深の深い場所で、ゆっくり時間をかけて育ちます。そのため、身と殻が大きく育ちます。

その3 産卵と水揚げの時期の違い

 どちらの『牡蠣』も、産卵の時期は同じ夏場です。一般的に産卵前には栄養を蓄えるので美味しい時期だと言われていますが、『岩牡蠣』と『真牡蠣』はその産卵方法が違います。  『真牡蠣』は秋頃から栄養を蓄え、夏の手前の春には一気に産卵します。そのため、産卵後の夏には栄養が抜けた状態になってしまうので、味が落ちてしまいます。 そのため、一般的に『真牡蠣』の旬は冬と言われています。水揚げの時期は10月〜4月となります。『岩牡蠣』に比べて小ぶりな分、旨味が凝縮されてクリーミーな味わいとなります。  一方、『岩牡蠣』はというと、産卵時期は『真牡蠣』と同じ夏場です。が、『岩牡蠣』は数ヶ月かけて少しずつ少しずつ産卵していくので、身に栄養を保ったまま秋の手前まで成長していくので旬の時期が『真牡蠣』と大きくずれ、水揚げの時期が6月〜9月ごろとなります。じっくりと育ってきた分、身は大きく、濃厚でプリップリなジューシな味となっているのです。

その4 天然か養殖か

養殖が盛んな『真牡蠣』に対して、『岩牡蠣』はほとんどが天然ものです。『岩牡蠣』は漁師産や海女さんが海に潜って獲っているのです。そのため、冬には海に潜れず漁ができないため、『岩牡蠣』は冬お目にかかれないのです。

石川県能登産の『岩牡蠣』の特徴

石川県能登産の『岩牡蠣』の特徴 山や森林に囲まれた七尾湾で石川県能登産の『岩牡蠣』は獲れます。森の栄養分が河川を通じて湾に流れ込むことで、湾内には牡蠣の餌となるプランクトンが豊富にに育ちます。牡蠣はたくさんの餌と摂ることで、大きく育ち濃厚でプリップリなジューシーな味となっているのです。 『岩牡蠣』は大量に獲ることもできないので、価格は『真牡蠣』の3倍することも少なくはないですが、その分、身は大きく、味も濃厚ですので、ぜひ、夏にしか味わえない『牡蠣』をお見逃しなく!!

夏が旬の魚介類