食材紹介
まるで果物。黒にんにくの美味しさの秘密はその色にあった
皆さんは黒にんにくを食べたことはありますか?
テレビや雑誌などでも度々紹介されており、その注目度は年々増加し、黒にんにくの市場規模も拡大しています。
そのまま食べても美味しい黒にんにくですが、調理をすることでさらにその美味しさ引き出すことができます。
今回は黒にんにくの産地や特徴、より美味しく黒にんにくを食べられる方法をご紹介します。
目次
黒にんにくとは?
黒にんにくとは収穫された白いにんにくを一定期間熟成させたものです。
黒にんにくの特徴は何と言ってもその色合い。
普段私たちが口にする果実が白いにんにくとは逆に、熟成の過程で真っ黒の色をしているのが大きな特徴です。
国内ではサプリメントや健康食品にも多く用いられています。
黒にんにくの発祥地・有名な生産地
黒にんにくの発祥地は三重県と言われています。
独特な匂いを持つにんにくを、より多くの人に食べてもらうにはどうしたらよいか、三重県では様々な研究がされており、2004年頃から三重県で黒にんにくが作られるようになり、その後全国に広まったと言われています。
黒にんにくの健康効果とは?
黒にんにくと聞いて、サプリメントや健康食品のイメージを持たれている方も少なくないはずです。
実際に黒ニンニクは人口添加物が一切含まれず、自己熟成のみで作られることもあり、様々な健康効果があることが分かっています。
ガンの予防
日本人は2人に1人がガンになると言われています。他人事ではすまない病気です。まだ動物実験の段階ではありますが、黒にんにくにはガンを予防する効果があることがわかってきています。
脳の老化を防止
超高齢化社会が進む日本では、アルツハイマーや認知症の患者数が年々上昇しています。黒にんにくには、脳の老化を防ぐ働きがありこれらの病気を予防する効果が期待されています。
悪玉コレステロールを減らす
血中に含まれる悪玉コレステロールは、心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化を引き起こします。黒にんにくには、悪玉コレステロールを下げる働きがあり、生活習慣病の予防効果が期待されています。
より黒にんにくについて詳しく知りたい方はこちらのページがおすすめです。
黒にんにくの主な食べ方・調理法。おつまみから洋食にまで使える万能食材
黒にんにくは白にんにくと同じように様々な料理に使用することが可能です。以下ではレシピや調理法の例をご紹介します。
チーズ盛り合わせのアクセントに
塩味を加えることで、黒にんにくの持つ甘味がさらに引き立ちます。 塩味を含むチーズとの相性もよいので、クラッカーなどにチーズと黒にんにくをのせるとおつまみ感覚でも楽しめます。
黒にんにくを添えたジェノベーゼ
ジェノベーゼやアンチョビパスタ、ペペロンチーノなどに入れて調理することでより黒にんにくの香りが引き立ち、完成した際にも”黒”が良いアクセントとなり、高級感が増します。
黒にんにくで作ったステーキソース
黒にんにく独特の酸味を生かしたステーキソースはどんなお肉とも相性が良いソースとなります。赤身とのコントラストも良い色合いとなるでしょう。
黒にんにくのガーリックバター
黒にんにくとバターをフードプロセッサーにかけてできるガーリックバターです。黒にんにく独特の風味とバターの濃厚な口どけは非常に相性が良く、パンはもちろんのこと炒め物などにも使えます。
黒にんにくの保存方法
- 常温の場合:1カ月程度なら保存が可能。高温多湿をさけて保存しましょう。
- 冷蔵の場合:半年程度保存できます。キッチンペーパーなどでくるんで密閉袋に入れましょう。キッチンペーパーは定期的に交換します。
- 冷凍の場合:1年程度保存できます。皮を向いた黒にんにくを保存袋に入れて冷凍しましょう。
黒にんにくの通販可能な仕入先
黒にんにくの人気が年々高まっていることを背景に、現在ではスーパーやドラックストア等で手軽に購入することができます。
気になる方は、お近くの店舗に足を運んでみてください。
また以下のサイトでも様々な商品が販売されています。購入しやすい方法を一度試してみるとよいですね。
NETSEA
『NETSEA』は会員登録無料の仕入れ・卸・問屋サイト。
青森県産の黒にんにくの取り扱いを行なっています。(NETSEAの利用には審査が必要になります。)
Mマート
農産市場として有名な『Mマート』では様々な黒にんにくが販売されています。
メニューに試したい方にも、レシピとして採用する方にも、バラ売り〜まとめ売りされているので食材確保の面でも安心です。
結びに
栄養はもちろん、その色合いや味わいから様々な料理に利用することのできる黒にんにく。
そのまま食べても楽しむことができますが、チーズやクラッカーと合わせておつまみとして提供するのもより風味を感じることができておすすめです。
よりお客様に美味しく、そして健康な料理を提供できるよう、是非一度黒にんにくを試してみてはいかがでしょうか?
今回参考にしたサイト様