
食材紹介
健康志向の高まりで注目を集めているヤーコン!効果効能と調理方法・レシピを紹介
テレビの健康番組で度々特集される「ヤーコン」。
実際に食べたことがある人はまだまだ少ないのではないでしょうか?
今回は、ヤーコンの調理方法から自店舗で応用できるおすすめレシピをご紹介します。
目次
ヤーコンとは?
「ヤーコン」とは、南米アンデス産のキク科の根菜です。
さつまいもに似た形をしています。植物としてはひまわりのように背の高い姿をしており、黄色の花を咲かせます。
ヤーコンの旬
10月~12月にかけて収穫され、収穫後1~2カ月保存されたのちに出荷されます。
収穫直後でも食べることができますが、1カ月程度熟成させることで甘味が増しおいしくなります。
そのため、収穫後の保存期間が設けられています。
ヤーコンの栄養分と効果や効能について
フラクトオリゴ糖を最も多く含む野菜
ヤーコンの特徴は、野菜のなかで最も多くのフラクトオリゴ糖を含んでいることです。
フラクトオリゴ糖は人間の体では分解できないため、糖として吸収されません。そのためダイエットや糖尿病対策に効果が期待されています。
また、腸内環境を整える効果があることがわかっており、様々な健康食品に利用されています。
豊富に含まれるポリフェノール
ヤーコンに含まれるポリフェノールには、強力な抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、細胞の酸化を防ぐことをいいます。細胞の酸化を防ぐことができるということは、アンチエイジングやガン予防に繋がります。
カリウムなどのミネラルがたっぷり
日本人の二人に一人は高血圧であると言われています。
中でもカリウムは、高血圧の原因となるナトリウムを体外へ排出する働きがあります。野菜や豆類に多く含まれる成分です。
ヤーコンを調理するときの注意点
ヤーコンは塊根(いも)と葉のどちらも食べることができます。
塊根の部分は生で食べても調理して食べてもよいですし、葉の部分はお茶として飲むことができます。
あく抜きについて
ヤーコンは生で食べることができますが、あくがあるため少し渋みを感じます。
また、生のまま放置すると変色するため、酢水で10分程度さらしてから使用しましょう。
保存について
ヤーコンに豊富に含まれるフラクトオリゴ糖は、収穫後長時間経つと減少します。
手早く使うことが望ましいですが、保存をするときは新聞紙に一つずつ包んで冷暗所で保管をします。1週間~10日程度は保存可能です。
カット済みのヤーコンは切り口をラップに包み、冷蔵庫で保管します。2~3日間のうちに使い切りましょう。
ヤーコンの食べ方やレシピ
画像出典元:cookpadより
ヤーコンの白和え
下処理下ヤーコンと、人参・しいたけ・こんにゃくを使った白和えです。ヤーコンは梨のような甘味があるので、砂糖は控え目でもおいしく食べられます。
ピクルス
さっと湯通ししたヤーコンをピクルス液に漬け込みます。人参やパプリカなどを一緒に漬けると、色鮮やかに仕上がります。
漬け込み期間は2~3日間がおすすめです。
串カツ
ヤーコンと豚ヒレ肉の串カツです。ヒレ肉とヤーコンの大きさを同じにして切ることで揚げ時間を短縮し、ヤーコンの食感を残します。
春巻き
たけのこの代わりにヤーコンを使った春巻きです。エリンギも一緒に使って食感を引き出します。
かき揚げ
千切りにしたヤーコンと玉ねぎや人参、イカをかき揚げにします。色もきれいで見た目にもおいしい一品です。
ヤーコンにくせがないので、春菊やセロリなどの香味野菜を加えてもおいしく仕上がります。
ヤーコンの通販可能な仕入れ元
ヤーコンは、野菜直売所はスーパーで購入することができます。しかし、地域や季節によっては店頭に置いていないことがあります。
確実に手に入れる方法として、インターネット通販がおすすめです。
逸品グルメ―お取り寄せ―
当メディアの『逸品グルメ』では、肥料・農薬不使用のヤーコンを購入することができます。
肥料を使わない、自然の力だけで育まれたヤーコンを手に入れることができます。
興味のある方はぜひこちらをチェックしてみてください。
産直広場
こちらのサイトでは、寒暖差の激しい長野県青木村で一つ一つ丁寧に作られたヤーコンを購入することができます。
産地から直送されるので、鮮度の高いヤーコンを仕入れることが可能です。
売り切れてしまうこともあるので事前予約をしておくと安心です。
サッポロはまや
『サッポロはまや』は北海道発のフードショップです。
北海道岩見沢産のヤーコンが産地から直送で送られてきます。
HPにも記載がある通り、『甘みが強く、ここ数年で最高の出来です!』となっていますので、”今”レシピに取り入れたい方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか?
結びに
新型コロナウィルスの影響によって、昨今、健康意識が高まっています。
ヤーコンも注目されている食品の一つです。
甘味のある味わいとシャキシャキの食感は、こどもからお年寄りまで食べやすい食品です。
ぜひ自店舗のメニューに加え、ヤーコンの魅力やおいしさを発信してみてはいかがでしょうか?
参考にしたサイト様