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「食」トリビア

『玉ねぎ』の成分・栄養価を知ろう。あらゆる病気にパワーを発揮!!

あらゆる病気にパワーを発揮『玉ねぎ』の栄養素を知ろう
和食・洋食・中華などあらゆる料理に万能に活躍する『玉ねぎ』は本当に重宝する食材です。
生で食べるシャキシャキの食感や、煮込むと独特な香りも楽しめ、調理法によって楽しみ方はバラエティに富んでいます。

『玉ねぎ』は1年を通して購入でき、しかも安価な野菜。
“血液がサラサラになる”とメディアで取り上げられたりすることもよくあります。常備している方も多いことでしょう。

そんな『玉ねぎ』は本当にスゴイ栄養素をもっているのです。なんと、あの茶色い皮にまでも含まれています。
この記事を読んだことをきっかけに、もっと『玉ねぎ』を身近に感じて頂ければと思います。

「玉ねぎ」に含まれる“オリゴ糖”が腸内環境を整える


腸は“第二の心臓”と呼ばれ、腸内環境が精神安定にも影響すると言われています。また、便秘は腸の大敵で万病のもと。動脈硬化や糖尿病などあらゆる病気を引き寄せます。腸内環境を整えると健康維持に繋がります。
『玉ねぎ』に含まれている“オリゴ糖”は腸のエサとなり善玉菌を増やします。エサが充実すると腸の動きが活発になり、腸内に溜まった老廃物を排出するサポートをします。老廃物が少なくなれば食べ物からの栄養の吸収率もアップします。

「玉ねぎ」で血液の若返えり!


『玉ねぎ』がもつ栄養素の“硫化アリル”血液の質を上げ、血液をサラサラにし、また血管を広げ血栓の予防に効果を発揮します。また、心筋梗塞、高血圧の予防にも繋がります。
“硫化アリル”の働きを上質なものにするには、『玉ねぎ』を刻むと効果がアップします。刻んで空気にさらすことで“血液サラサラ成分”の“アリシン”に変化します。

老化防止に威力を発揮する“ケセラチン”


玉ねぎの皮の部分にはポリフェノールの一種“ケセラチン”が多く含まれています。細胞が老化していくことを抑え、コレステロール値の低下に力を発揮します。また、生活習慣病改善、アレルギーの改善に期待が持てる栄養素です。
夏バテの原因は大量に汗をかき、血液中の水分が不足し、血液がドロドロになるために起こります。放っておくと血栓が詰まりやすくなるので注意が必要です。“ケセラチン”は血管の詰まりも解消してくれるパワーをもっています。

また、紫外線から肌を守る効果もあり、夏だけでなく一年中摂りたい栄養素です。それが『玉ねぎ』の皮に含まれているのです。『玉ねぎ』の皮の成分を摂取するには、お茶にするのがオススメです。まず、玉ねぎの皮2個分をきれいに水洗いします。これを、1リットル程の水に入れ4〜5分煮出せば出来上がりとカンタンです。えっ、玉ねぎの皮を煮出した飲み物!?と、少々びっくりするかと思いますが、あまりクセがないのでホットでもアイスでも飲みやすいです。

『玉ねぎ』は、1日半個から1個を目安に食べるよいとされています。『玉ねぎ』を毎日の食事に取り入れて、若々しく健やかなカラダを保ちましょう。

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