逸品「食材」
『うなぎ坂東太郎』は丑の日に食べたい最強の養殖うなぎブランド!仕入先やオススメの食べ方情報も
皆さんは、普段どんな『うなぎ』を食べますか?
実は現在、一般的に食べられている『うなぎ』のほとんどは養殖ものなんです。
今回は、養殖うなぎの中でも最強と言われる『うなぎ坂東太郎』についてご紹介します。
目次
国産うなぎの現状
まずはうなぎ坂東太郎の特徴を掴む前に国産うなぎについて知っておきましょう。国内で流通するうなぎは現在、99%が養殖うなぎです。
ここでは、養殖うなぎと天然うなぎの違いと養殖が盛んな地域をご紹介します。
養殖うなぎ
うなぎは、韓国やドイツ、フランス、スペインなどでも親しまれていますが、やはり世界的にもほとんどが養殖うなぎです。
養殖うなぎは、稚魚の“シラスウナギ”を捕獲して施設で育て上げます。
冬眠をさせないように、徹底して水温と水質を管理し、脂ののった旨味を作り出すための餌を与え、一年を通して品質の高いうなぎを養殖します。
養殖うなぎは天然うなぎに比べ、脂のノリが良くジューシーな味わいだと言われています。
天然うなぎ
天然うなぎはとても貴重なものです。
特徴は、余分な脂が少なく、さっぱりとした味わいです。
また、弾力があるうえ、小骨も気にならず食べやすいです。
しかし、生息している川の環境や水質、食べる餌などの様々な外的な要因を受けてしまいます。
そのため、味にバラツキが生じてしまい、脂の乗りが違うものもあれば、川魚特有の香りがあるものもあり、養殖うなぎと好みが別れてしまうようです。
天然うなぎの旬は秋頃とされ、この時期に産卵のために川から海へ下っていくので“下りうなぎ”と呼ばれています。
土用の丑の日とは?なぜ『うなぎ』を食べるの?
養殖うなぎの盛んな地域
明治時代初期、静岡県浜名湖でうなぎの養殖が始まりました。
温暖な気候と、水の綺麗さなどの環境がうなぎの生育に向いていたうえに、うなぎの稚魚である天然の“シラスウナギ”が多く獲れたことから、浜名湖ではうなぎが有名となりました。
現在では、養殖うなぎの収穫量が最も多いのは鹿児島県、ついで愛知県、宮崎県、静岡県となっています。
近年、天然シラスウナギの数が減少しており、ワシントン条約の対象となっているため、漁獲が禁止されるようになれば、将来天然うなぎが食べられなくなってしまうかもしれません。
このような動きも受け、ますますうなぎの養殖は活発となっています。今や全国のうなぎ養殖業者が餌などを改良し、独自の養殖方によって養殖うなぎのブランド化が進んでいます。
その養殖うなぎの中でもとくにオススメなのが『うなぎ坂東太郎』です。 https://ippin-gourmet.com/food-introduction/6375
千葉県のブランドうなぎ『うなぎ坂東太郎』
ここからは『うなぎ坂東太郎』の産地、美味しさの秘密など特徴を紹介していきます。
『うなぎ坂東太郎』の産地
『天然うなぎ』でも有名な利根川の愛称“坂東太郎”の名がついた『うなぎ坂東太郎』。
産地は、利根川の下流に位置する千葉県銚子市です。
養殖を行う「忠平株式会社」は、目の前に利根川が流れる好環境で、化学物質を排除し、養殖環境と温度管理を徹底しています。
そうする事で、天然うなぎの育つ自然の環境に近づけ、うなぎにストレスを与えないように養殖しています。
『うなぎ坂東太郎』の美味しさの秘密
うなぎの養殖では、一般的にブラウンミール(青魚を使用した餌)を与えます。
『うなぎ坂東太郎』は餌にもこだわりがあり、ホワイトミール(白身魚を使用した餌)にアジのすり身を混ぜたオリジナルの餌を使用しています。
これにより、臭みが少なく癖のない、スッキリとしながら脂のノリの良い、旨味のある『うなぎ』に成長するそうです。
身が天然のうなぎに近い“霜降り”肉なので、あっさりとまろやかでジューシーな旨味が特徴です。
また、旨味成分の“アスパラギン酸”や“グルタミン酸”が天然うなぎの2倍も含まれているそうで、天然うなぎを凌ぐ美味しさと言われています。
『うなぎ坂東太郎』の購入先
こだわりのブランド『うなぎ坂東太郎』は、製造元の「忠平株式会社」のオンラインショップで購入できます。
詳細は以下の通りです。
忠平オンラインショップ
「忠平株式会社」では、こだわり抜いて育てた『うなぎ坂東太郎』を加工・販売まで行っています。
すべての商品を手焼きにこだわり、うなぎの素材の良さを生かした蒲焼・白焼は、ふっくらとして口の中でとろける美味しさです。
ぜひ一度お試しください。
おすすめの食べ方
こだわりの手焼きを真空パックした「忠平」の『うなぎ坂東太郎』は、召し上がる際のひと手間で焼きたてのように美味しく頂けます。
ぜひお試し下さい。
冷凍のまま湯煎
電子レンジではせっかくの『うなぎ坂東太郎』がパサついてしまう可能性があります。
そこで、真空パックのまま水から加熱していきます。
沸騰したら火を止め2分ほど温めてください。ゆっくりと熱を加える事で焼きたての様な味わいが楽しめます。
レンジを使用する場合は、できる限りワット数を抑えてじっくりと温めて下さい。
蒲焼・白焼
湯煎で温めた蒲焼を、身の面を下にしてフライパンにのせます。
付属のタレ、お酒を各小さじ2杯入れ、蓋をして中火で2~3分ほど蒸し焼きにします。
水分がなくなってタレのトロミが増してきたらできあがりです。
蒲焼はご飯に乗せる場合はお好みでタレを増やすのも良いですよ。
白焼はご飯よりお酒と合わせて楽しむのがおすすめです。
ビール、冷酒、白ワインなどでうなぎの旨味を流し込みましょう。
結びに
『うなぎ坂東太郎』は、その昔日本一とも言われた利根川の『天然うなぎ』に限りなく近づけた味わいを生み出しています。
養殖うなぎでありながら、天然うなぎの良さを併せ持つ『うなぎ坂東太郎』、ぜひ一度お試しください。