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川越市が誇るブランド豚『小江戸黒豚』|ステーキや豚カツで贅沢な味わいを

※小江戸黒豚のイメージ

さつまいもで有名な川越市ですが、 美味しいお店が多いグルメの街でもあります。 今回は、そんな川越市が誇るブランド豚『小江戸黒豚』をご紹介します。

川越発ブランド豚『小江戸黒豚』とは?

※小江戸黒豚のイメージ

『小江戸黒豚』は、川越で養豚、販売、レストランで提供まで行っている地元密着食材です。 どのように飼育され、 どんな味わいのお肉か紹介します。

川越自慢のさつまいもで育てる『小江戸黒豚』

『小江戸黒豚』は、川越で養殖から飼育まで一貫して生産された“100%純粋黒豚(イギリス系バークシャー種)”のブランド豚です。

川越はさつまいもで有名な街ですが、 『小江戸黒豚』の餌として川越のさつまいもを使用しているのが特徴的です。さつまいもに加えてパンと牛乳も使用しており、 これらがうまみ成分を引き出しています。

『小江戸黒豚』の特徴

餌にさつまいもを使うことによって、甘くきめの細かい脂が乗った豚肉になり、 黒豚の持つうまみを最大限に引き出しています。

また、さつまいもに含まれるでんぷんが、 豚の体内でオレイン酸という成分を作ります。 このオレイン酸には口どけ、風味が良くなるという効能があるといわれています。

さらに、さつまいもを食べた豚の脂身は融点が上昇し(調理や口に入れた際すぐ液体化しない)、脂身でもさっぱりとしつこくない味わいが楽しめます。       

『小江戸黒豚』の栄養成分

※小江戸黒豚のイメージ

さつまいもを食べさせる事で美味しくなることを紹介てきましたが、 栄養面ではどの様な特徴があるのかご紹介します。

ビタミンE

『小江戸黒豚』のお肉には、抗酸化作用(若返り効果)のあるビタミンEがたくさん含まれています。 さつまいもの栄養成分が効果的にお肉に作用し、 赤肉脂肪中のビタミンEが増えるのです。

ビタミンEには、 様々な害を与える活性酸素から体を守る効果があります。 肌や細胞などの老化を防止し、 「若返りのビタミン」とも呼ばれ、 健康な体作りに必要な栄養素とされています。

オレイン酸

美味しい理由としても挙げたオレイン酸ですが、 血中のコレステロール値を下げる効果があります。 オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類され、 オリーブオイルなどに多く含まれる栄養素です。

オリーブの原産地である地中海沿岸に住む人は心筋梗塞の発症率が低いという研究結果もあり、 生活習慣病を予防する栄養素として注目されています。


『小江戸黒豚』を美味しく食べる料理法 

※小江戸黒豚のイメージ

旨味が濃く良質な脂をもつ『小江戸黒豚』。 ここではそんな『小江戸黒豚』を美味しく食べる料理法をご紹介します。

シンプルなステーキ

お肉の旨味を味わうなら、断然ステーキがおすすめです。 先に塩をすり込み「常温」で置いておく事で、 余分な水分が抜けてより旨みを感じる事ができます。常温で置かないと、ムラのある焼き上がりになるので注意しましょう。

強火で表面に軽く焼き目がつくまで焼いたあと、 一度火から外してアルミホイルで包んで余熱で火を通し、 もう一度火にかける。このひと手間を加えることで旨味が最大限に引き出されます。

油で揚げてもしつこくない豚カツ

融点の高い『小江戸黒豚』のお肉は、油で揚げても脂身が液状化しにくいです。 そのため衣はカラッと仕上がり、 甘いのにしつこくない脂身の旨味が楽しめます。

お好みでカラシをつけて食べると、 よりお肉の旨味が引き立ちます。

『小江戸黒豚』が食べられるお店

※小江戸黒豚のイメージ

「小江戸黒豚鉄板懐石オオノ」

出典元:小江戸黒豚鉄板懐石オオノ

大野さんの娘さんの夫が店主・料理長を勤める「小江戸黒豚鉄板懐石オオノ」。 こちらでは、大野農場で育った『小江戸黒豚』を使ったこだわりの料理が楽しめます。

旬の食材を使ったこだわりの料理は、 見て、聞いて、香って、感じて、味わう「五感で味わうおもてなし」 というのがコンセプトだそうです。 コースの他、ランチメニューも用意されています。   

住所:埼玉県川越市大字谷中27

営業時間:ランチ 11:00〜14:00

              ディナー 17:00〜20:00

定休日:毎週水曜日、第二・第四火曜日

                   

「Mio Casalo」蔵のまち店

出典元:mio caralo

大野さんの娘さんが務める「Mio Casalo」蔵のまち店。 川越一の観光地に位置するこちらのお店では、 『小江戸黒豚』を使ったホットドックや豚まんなど、食べ歩きができるメニューが揃っています。

ドイツパンを使ったホットドックは、 川越の地ビール「KOEDOビール」とも相性が抜群です。 大野農場にある販売店で売ってるベーコンやハムはこちらでも買うことができます。 レストランもあるので、是非ご利用下さい。

住所:埼玉県川越市元町1-15-3

営業時間:10:00〜18:00

定休日:水曜日

『小江戸黒豚』の仕入れ先・販売店

※小江戸黒豚のイメージ

ここまでは『小江戸黒豚』の魅力を紹介してきました。 では実際にどこに行けば『小江戸黒豚』が手に入るかを紹介します。

川越「大野農場」

※大野農場のイメージ

『小江戸黒豚』を育てているのは、「大野農場」という川越にある有限会社です。

大野農場では、養豚から、加工、販売店、懐石レストランまで、一括して行なっています。“埼玉県優良生産管理農場”の認定を受けている農場でもあり、品質も保証されています。

経営主の大野さんが黒豚の養豚を始め、娘さんは加工販売できるように専門学校にて加工肉の技術を取得しています。 実は農場の隣にある懐石レストランの店主が娘さんの夫。さらに、そのレストランの料理長が次女の夫と、まさに家族一丸となって農場を盛り立てています。

そんな関係性があるからこそ、養豚、加工販売、販売店、レストランを一括して行う事が出来ているのです。

住所:埼玉県川越市大字谷中27

結びに

こだわりの飼育法で育った『小江戸黒豚』。 育てるのが難しいとされる純粋種をブランド化させるまでには、 生産者の努力が詰まっています。

その美味しさはもちろん、生産者と地域の繋がりを強く感じさせるのが、『小江戸黒豚』の魅力の一つです。


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