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さくらんぼといえば「佐藤錦」

さくらんぼの代表と言っても過言ではない「佐藤錦」。実は柔らかくジューシーで、日本人好みと言われています。

この記事では、「佐藤錦」の特徴やその歴史をまとめています。ぜひ最後までご覧ください。

佐藤錦の特徴

佐藤錦は繊細で可愛らしいルビー色をしています。その姿から魅惑の宝石も言われています。

「佐藤錦」の糖度は20度前後と非常に甘く、程よい酸味が口に広がり、後を引く甘酸っぱさで、何個でも食べることができます。

この「佐藤錦」の甘酸っぱさの特徴は、甘いが保存の難しい「黄玉」と、硬くて酸味のある「ナポレオン」の交配によって、誕生しました。

佐藤錦の産地

現在、さくらんぼは北海道・東北・甲信越で生産されています。その中でも山形県の生産量は、日本一を誇ります。

日本で作られているさくらんぼの約8割は山形県で生産されています。山形県では複数の品種のさくらんぼを生産していますが、中でもだんとつの人気なのが「佐藤錦」です。

佐藤錦の歴史

佐藤錦が誕生したのは、今から100年余り前です。

山形県東根市でさくらんぼを栽培していた、「佐藤栄助翁」が身が割れずに日持ちがして、生産量も増やせる、新しい品種を作れないか。と試行錯誤を始めました。佐藤栄助翁は、特徴の異なる2つの品種「黄玉」と「ナポレオン」を交配することとしたのです。そして15年の歳月をかけ、ついに現在の佐藤錦を作る、原木が誕生したのです。

また「佐藤錦」という名前も、「佐藤栄助翁」が関係していんます。①砂糖のように甘い実であること②佐藤栄作翁への敬意 このことから命名されたと言われています。

佐藤栄助翁のこだわりによって誕生した「佐藤錦」の旬は6月から7月前半の初夏です。旬の時期はわずかな期間ですが、美味しいさくらんぼは毎年欠かさず食べたくなる初夏の味です。

佐藤錦を使った料理

そのまま食べてももちろん美味しい佐藤錦ですが、ひと手間加えることでまた一味違った魅力を感じることができます。

とろとろさくらんぼソースのパンナコッタ

出典元:クラシルより

さくらんぼに砂糖とレモンを加え、ソースを作ります。牛乳・生クリーム・ゼラチン・砂糖を混ぜ、容器にいれて冷蔵庫で冷やし、パンナコッタをつくります。固まったら、ソースをかけ仕上げにさくらんぼを飾って完成です。

白と赤の色鮮やかな見た目は、食欲をそそります。初夏のさわやかなデザートとして喜ばれるレシピです。

蜂蜜いりさくらんぼジャム

出典元:cookpadより

砂糖の代わりに蜂蜜で甘さを加えたジャムです。

蜂蜜に含まれるオリゴ糖は、腸内環境を整える効果が期待されています。さくらんぼジャムとヨーグルトを一緒に食べることで、さらに腸内環境を整える力がアップします。

まろやかな甘味とさくらんぼの酸味がほどよくマッチしたジャムは、朝食やデザートなで様々な食事シーンで楽しむことができます。


佐藤錦 仕入れ先の紹介

佐藤錦 オンラインショップ

収穫したばかりの佐藤錦はもちろん、佐藤錦を使ったデザートなどの販売も行っています。また、佐藤錦以外にも、様々な品種のさくらんぼの販売をしており、4月~7月までさくらんぼを購入することができます。

山形 味の農園

山形県産、人気の3大さくらんぼを扱っているお店です。佐藤錦を含めた人気の品種を取り扱い、さくらんぼが美味しい最高の状態で届けることができるよう、梱包や気温までを配慮した丁寧な配送を行っています。

結びに

いかがでしたか?さくらんぼの中でも、人気・知名度ともにトップに君臨する「佐藤錦」。日本人に愛されるその味は、毎年初夏を感じさせてくれます。

佐藤錦だけではなく、現在は様々な品種が生産されています。さくらんぼの食べ比べができる料理も、魅力がありますね。

ぜひ、自店舗のメニューとして提供してみてはいかがでしょうか?


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