注目の鶏肉!福島県産の「伊達鶏」

鶏肉の中で、最近プロの料理人が続々と使い始め、お店でも度々見かけるようになってきた、福島ブランド鶏肉の「伊達鶏」。
焼き鳥や唐揚げだけではなく、鳥刺しやたたき、煮込み料理など、様々な料理に使用されている、万能の「伊達鶏」の人気はどこにあるのでしょうか。

伊達鶏の出身地


福島県伊達市で「伊達鷄」は飼育されています。「伊達鷄」の名前の由来はここからきています。伊達市は福島県と宮城県との境に位置し、また福島盆地の中にあるため、山々が連なり緑や水など豊かな自然に恵まれている土地です。盆地ならではの冬と夏の寒暖差が激しいという特徴から、果実が美味しく育ち、特に全国有数の桃の産地としても知られています。また、柿を天日干しで乾燥させた「あんぽ柿」は日本一の生産を誇ります。
このような自然豊かな素晴らしい環境の中、「伊達鷄」は厳選された契約農場で飼育されています。

伊達鶏とは?


福島県伊達市産なので「伊達鶏」は“地鶏”と思われがちですが、実は、日本の在来種純系を掛け合わせている、いわゆる“地鶏”ではありません。ここで言う“在来種”とは、明治時代までに国内にあった鶏に限られていて、現在も認められている品種は38種類だけです。名古屋コーチンや比内地鶏が有名なところです。この“在来種”の血統が50%以上入っている品種のみが“地鶏”と呼ばれます。
そこで、「伊達鷄」はどうなのかと言うと、「伊達鷄」は世界一の鶏肉と言われるフランスの鶏肉を原種鶏として掛け合わせられて作られた銘柄鶏なのです。しかし、この点によって、「伊達鶏」の味の良さや特徴が生み出されています。
軍鶏やかしわは歯ごたえがあって、少し固く感じてしまう…ブロイラーは歯ごたえが柔らかく味も単調で物足りない…といった問題を解決したのが「伊達鶏」です。脂の乗りも程よくジューシーで、柔らかで適度な弾力のある、独特のシャキシャキとした食感が最大の特徴です。肉質と旨味がしっかりしているので、焼く、煮る、揚げるなど、どのような調理法でも「伊達鶏」を活かすことができ、また、どの部位も美味しいく味わうことができます。

どうやって飼育されているの?

やはり、このような特徴を生み出すにはこだわりの飼育法があります。一番大切なことは放し飼いにすることだそうです。いわゆる“平飼い”と言う飼育法ですが、これによりストレスを軽減させ、より自然に近い環境で適度に運動もさせることができるので、健康で丈夫に育つだけでなく、余分な脂を少なくすることができ、また弾力のある肉質をもった鶏を飼育することができます。また、餌には、本来鶏が自然の中で摂取する餌を参考にして作られた穀物中心の植物性の餌を与え、旨味を作るために脱脂粉乳なども与えています。動物性の油脂は、健康維持のために必要最低限与えているそうです。
このような、活発な飼育法と独自の餌により、ジューシーな食感と弾力を生み出し、同時に鶏特有の臭みが軽減することもできるため、豊かなコクと旨味、柔らかくシャキシャキとした食感の「伊達鷄」の特徴は生み出されています。
最近では、焼き鳥屋だけでなく、日本料理ややラーメン屋、フランス料理などにも扱われているブランド鶏です。店で見かけた際にはぜひ試してみてはいかがでしょうか。

「伊達鶏」を使用した逸品料理

皮目パリっと肉はジューシー「伊達鷄の半身揚げ」(新宿)

「伊達鷄」が食べられる、オススメのお店

ミシュラン1つ星の焼鳥屋「目黒 鳥しき」